移動支援は役所が支給する地域生活支援事業利用者証に一か月あたりの時間数の記載があります。

だいたい皆さん16時間あるので、

・毎週土曜日に4時間ずつ

・隔週日曜日に8時間ずつ

などその方の行きたいところや予算に合わせてグループホームで予約しています。

どちらも外出などに関する支援になりますが、

・同行援護→対象となる障害が視覚障害の方のみ

・行動援護→対象となるのが重度の知的障害や精神障害の方

という違いがあります。

グループホームほしは女性専用の施設ですので、ヘルパーさんも基本女性の方をお願いしています。

おトイレで支援が必要なこともあるからです。

比較的年配のヘルパーさんが多いと思います。

映画なら西新井アリオか亀有アリオです。

雨の日もショッピングセンターなら安心です。

時間が長い時は越谷のレイクタウンに行くこともあります。

生物園や西新井大師、舎人公園はほしから歩いて

20～30分なので、天気が良ければいいお散歩コースに

なります。

上野や浅草、王子の飛鳥山公園、水元公園、葛西臨海公園などに行くこともあります。

上野動物園など公共の施設は障害をお持ちの方は入場料がかからなかったり、割引があったりするので有難いですね。

ただのお散歩だけでは皆さんテンションがあがりません。

移動支援サービスの中では、昼食やちょっとした外食ができるように計画しています。

ただしおこづかいは限られているので、外出したい方は無駄遣いは控えましょうと皆さんにお伝えしています。

移動支援を受けるにあたり、交通費はヘルパーさん分も自己負担です。

都営の乗り物は本人が無料になるので、上手に利用すると交通費も抑えられます。

昼食代は千円を超えた分はヘルパーさん分も負担します。

生活介護作業型に通う方は数千円の工賃を稼いでいます。

入居当初は自販機で飲み物を買っていた方も、移動支援で外出の機会を増やしたいと、そういったものは買わなくなりました。

頑張って得たおこづかいで外出するのも、日々の作業のやりがいにつながると思います。